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- 料理・グルメ
馬肉料理 (熊本県)
日本一の馬肉王国・熊本でも、霜降りの馬刺は松阪牛より高価な高級食材。熊本県民にとって霜降りの馬刺は、特別に日に食べるごちそうだという。創業70年の郷土料理店「青柳」では極上の馬刺のほか、今お店で大人気の馬肉のしゃぶしゃぶが食べられる。
馬肉は、桜肉とか蹴とばし等といわれ、戦前から庶民の食べ物でした。広大な阿蘇山麓の放牧地は軍馬の生産地であった為、牛や豚より安価な馬肉を求めたのです。馬肉が料理屋で提供されたのは昭和三十年代といわれ、今では脂肪分が少ない上に身体も温まり、コレステロールの心配がないと、各地から愛好家が訪れています。馬肉は牛肉と違い新鮮なものほど美味で、特に霜降り部分の刺身は、マグロのトロ等に匹敵する味です。冬の間に充分に肥らせた午を、桜の咲く頃に味わうのが一番といわれています。
馬肉消費量全国屈指の熊本。加藤清正が肥後を統治した頃から、馬肉を薬膳料理として食すようになったといわれ、食用馬は県内で数多く肥育。馬肉のきれいな霜降りも特徴で、特上握りや馬刺しなどをおろしニンニクや生姜を薬味に生食で口溶けと甘さを実感。「ホルモン」といえば馬を使うことが多い熊本の定食屋や居酒屋では、煮込みや焼きでプリプリの食感と脂の乗った旨みを楽しめる。
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2014/7/8 15:02:03 登録 2018/5/18 14:17:25 更新
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