• No.4389
  • 料理・グルメ

だんご汁 (熊本県)

熊本において、だご汁(だんご汁)は一般家庭でよく食べられているものです。阿蘇方面ではだご汁のお店によく見かけます。寒い季節にはおすすめの一品で、味噌や醤油味のだし汁にゴボウ・ニンジン・里芋・豚肉などをいれて煮込み、最後に捏ねただんごを手でちぎって入れるのが特徴です。だんごが少し溶けたくらいが美味しいです。寒い季節におすすめです。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/dagojiru_kumamoto.html)

「だこ汁」は、小麦粉(米の粉)を水で練って、しばらく寝かせ、手で延ばしちぎった団子を入れた汁のことで、里芋やごぼうなど季節の野菜を入れ、味噌や醤油仕立てで食べる。手軽につくれて栄養価も高く、腹持ちが良いので、古くから農作業の合間などに食べられ親しまれてきた。「だご」とは熊本弁で「だんご」を意味し、だんご汁とも呼ばれる。九州全般で食されるが、熊本ではだんごにからいも(さつまいも)を使用する地域が多い。生のさつまいもを包んだだんご入りの「いきなりだご汁」(熊本市)や、さつまいもを練り込んで甘味を出し、つるんとした柔らかい食感を出した「おひめさん団子汁」(鹿本菊池地区)、さつまいもと黒砂糖を混ぜた甘い餡をさつまいも入りの生地で包んだ「あん餅だご汁」(合志市)などがある。団子状ではなく、うどんのように生地を延ばし切ったものを入れるところもある。地域や家庭によって材料やつくり方が違い、バラエティーに富んでいるのも魅力の一つ。
飲食店でも提供しているところは多いが、「だご汁」を提供する店が並ぶ国道57号線は「だご汁街道」と呼ばれている。

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だんご汁

2014/7/8 15:00:00 登録 2024/5/9 19:28:34 更新

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