- No.4365
- 料理・グルメ
にいもじ (佐賀県)
みずいもの酢の物「にいもじ」は、夏場の日常食。ひんやりと冷やして食べると食欲の落ちる夏には最高です。
みずいもで作りますが、地域によっては「ずいき」と呼び干して保存をした物を使用したりもします。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/45_3_saga.html)
年間を通して穏やかな気候の佐賀県も、夏になると連日30度前後と暑くなる。そんな時に重宝されているのが「にいもじ」「いもじの酢の物」と呼ばれる、ミズイモの酢の物だ。ミズイモの皮をむいて二杯酢や三杯酢で漬ける料理で、夏の日常食として日頃から食べられており、“佐賀の夏の味”として地元では愛されている。冷蔵庫で1週間ほど保存できることから常備菜としての側面があるが、お盆のお供えものや、お祭りでお客を接待する時に副菜として提供されることもある。夏に食べられるため、よく冷やして食されることが多く、ミズイモのシャキシャキとした食感を残すことが定番。作る人や食べる人の好みによってやわらかくゆでることもある。酸味や甘みなどが家庭によって異なり、それぞれの“我が家の味”が作られ、受け継がれている。
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2014/7/8 11:58:19 登録 2024/5/8 17:29:22 更新
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