- No.4366
- 料理・グルメ
のっぺい汁 (佐賀県)
のっぺい汁は具だくさんの汁物で、のっぺ汁とも呼ばれ、日常や集まりなどで食べられます。昔は祝いの時には鶏肉を入れ、仏事にはしいたけ、ごぼうを入れていました。結婚式などのおめでたい席ではあずきを入れる地域もあります。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/45_7_saga.html)
「のっぺ汁」は、佐賀県の家庭で伝わる汁物で、「のっぺい汁」や「ぬっぺい汁」と呼ばれることもある。“のっぺ”や“のっぺい”とは、片栗粉で汁にとろりとした濃度をつけていることを意味し、そのとろみとサトイモやゴボウなどの根菜がたくさん入っているのが特徴。日常的な食事に、特に冬、体を温める一品として食べられていた。また、人が集まる日にもよく食べられており、行事によって入れる具材が異なる。例えば、お祝いには鶏肉、結婚などのおめでたい日にはあずき、供養の席では肉を入れずに花麩など。野菜など具だくさんで醤油、塩などによる味付けは変わらない。
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2014/7/8 11:58:46 登録 2024/5/8 18:03:07 更新
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