• No.4286
  • 料理・グルメ

七色お和え (奈良県)

お盆にお供えするおかずのひとつで、旬の七つの野菜(ミョウガ、サトイモ、インゲン、ニンジン、ナス、ズイキ、カボチャ、三度豆など)をゆでて、ごまと味噌でつくったあえ衣で和えます。お供えは、かんぴょうや油揚げ入りのかやくご飯(炊き込みご飯)やささげご飯などを毎食供え、お茶は湯気が消えると入れ替えます。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/nana_iro_oae_nara.html)

「七色お和え」は、真言宗の盆のお供え料理の一つである。七色とは、なす、かぼちゃ、ごぼう、人参、さやいんげん、ずいき、みょうがなど旬の7種類の野菜のことで、お和えは和え物のことである。奈良では和え物を「お和え」といい、すりごま、味噌、砂糖を混ぜた和え衣で野菜を和える。
食糧難の時代に、7種類もの豊富な野菜を使った料理をお供えすることは非常に贅沢なことであった。
お盆の8月13日の夕方、そんじょさん(精霊)を墓に迎えに行き、晩からお供えし、14日にはおっさん(お坊さん)にお参りしていただき、15日には送り火を焚き、墓に送る。地域や家庭によってお供えの方法やお供えするものは異なるが、13日はお迎え団子、落ち着き団子として、あんつけ餅や団子、おはぎなどをお供えする地域が多い。

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2014/7/7 16:31:53 登録 2024/5/2 14:22:55 更新

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