- No.4274
- 料理・グルメ
柿の白和え (奈良県)
大和の年中行事を見ると季節ごとのご馳走の膳に「白和え」が登場する。春には山菜入り、夏にはきゅうりなど夏野菜、秋には柿やキノコ、冬はキクナやホウレンソウと中身を変えていろいろなバリエーションを楽しんでいる。
白和えの「白」は煎り胡麻と豆腐をすりつぶして砂糖と塩で味付けした「あえ衣」のこと。白和えは、精進料理にはなくてはならない一品として法事・仏事に手作りされる。
奈良県は柿の栽培面積が全国第3位、収穫量は第2位という生産県である。全国に白和えはあれど、柿入りのフルーツサラダ感覚の白和えは大和の郷土料理として珍しい存在である。
アクセス 151 pt
2014/7/7 16:28:30 登録
[次] → かき餅入り茶粥