- No.4266
- 料理・グルメ
黒豆煮 (兵庫県/丹波篠山市)
丹波地方では、良質な黒豆を栽培しており、その粒の大きさ、つやは右にでるものがなしといわれるほどです。また、煮上がりの味のよさは抜群、いくら煮ても皮がむけないのが特徴です。お正月のおせち料理をはじめ、年間通して、利用されています。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/40_25_hyogo.html)
丹波篠山の黒大豆は、この地方の粘土質で肥沃な土と昼夜の激しい寒暖差のため、粒が大きく、糖度も高く成長し、黒大豆の中では最高級の品質といわれている。大粒でほんのり甘く、皮が破れにくいのが特長。
丹波篠山の黒大豆の由来には諸説あるが、戦国時代に宮田地区で開かれていた楽市楽座に、商品として外部から持ち込まれた黒大豆が、地域の気候風土に合ったため定着し、その後周辺の村に広まったと言われている。江戸時代には、篠山藩主が将軍に黒大豆を献上したところ、大変ほめられたという逸話も残っている。
黒大豆を甘く煮た黒豆煮は古くから、正月のおせち料理の一品として親しまれてきたが、近年の健康ブームで、黒大豆に含まれるポリフェノール成分に注目が集まり、一年を通して消費されるようになってきた。
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2014/7/7 16:26:07 登録 2024/5/1 16:23:36 更新
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