• No.4190
  • 菓子・甘味

たらし焼き (埼玉県)

菓子があまりなかった頃、野良仕事のおやつやお茶受けに、たらし焼きは貴重な食べ物でした。たらし焼きをゴマ味噌であえて、ゴマ和えにすることもあります。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/33_23_saitama.html)

主に秩父地域や加須市などの東部低地で、農作業の合間の小休止に食べられる小昼飯として伝わる郷土料理。小麦の栽培が盛んに行われていた埼玉県らしいおやつで、うどんやまんじゅうほど手間がかからず、簡単に作ることができるため重宝された。基本的に、小麦に水などを混ぜた生地を焼く料理で、細かく刻んだ野菜や残りご飯を混ぜ込むこともあり、その具材は家庭や季節によって異なる。特に秩父地域では、“しゃくし菜”の漬物を油炒めにして入れる。また、味噌を生地に入れたり、砂糖と醤油のたれをつけたりするのがポピュラーだが、ソースやマヨネーズをかけてもおいしい。生地をたらして焼くことから「たらし焼き」と名付けられたという。

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2014/7/7 15:18:50 登録 2024/4/16 15:45:00 更新

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