- No.4171
- 料理・グルメ
耳うどん (栃木県/佐野市)
麺が耳の形をした不思議なうどん。伊達巻きやナルト、カマボコなどをトッピング!
佐野市仙波地区に、昔から伝わる耳に関した珍しい郷土料理です。正月三が日に悪魔の耳になぞられて「耳うどん」を食べる奇習で、悪魔の耳を食べてしまえば、我が家の話を悪魔に聞かれないので、その年は無病息災で過ごせるといわれています。また一説には、耳を食べてしまえば悪口が聞こえないから近所との交際が円満にいくなどの言い伝えで、今でも毎年お正月には、各家庭の食膳を賑わしていますが、丁度その形が耳のようなことから「耳うどん」の名で呼ばれています。
佐野耳うどん
悪魔の耳を形をしているうどん麺で、もともとは厄除けの意味が込められている珍しい郷土料理。
古くは正月三が日に食べられており、その由来は、”悪魔の耳を食べてしまえば、我が家の話を悪魔に聞かれないため、その年は平穏に過ごせる”または”耳を食べてしまえば悪口が聞こえないので、近所づきあいが円満にゆく”などの言い伝えがある。
耳の形をしたうどんは独特のもっちりした食感が特徴的。醤油ベースの汁やシイタケと鰹だしをベースにした汁など、店によって汁にも独自の工夫を凝らしている。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/31_2_tochigi.html)
「耳うどん」は、佐野市葛生地区および宇都宮市城山地区に伝わる料理。うどんと言えば、一般的には長細い紐状をイメージするが、耳うどんは少し変わった形状だ。練った小麦粉で作った形が耳の形に似ていることから「耳うどん」と呼ばれる。佐野市では、この耳の形をしたうどんを手に持ち耳に当て「いい耳聞け」とその1年よいことがあるようにと祈る風習がある。 宇都宮市では、星野宮神社の氏子の間で正月の祭礼の際のご馳走として耳うどんを食べたものである
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2014/7/7 15:12:01 登録 2024/4/10 14:26:25 更新
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