• No.4161
  • 料理・グルメ

パイタ焼き (茨城県/ひたちなか市)

船乗りがさんまをたたいてネギと味噌を加え,「櫂」の上にのばし直火で焼いたもの,櫂のいたがなまってパイタになったのではないかといわれています。
形をきれいに整えないで,手のひらにのせたら厚みをうすくしてさっと焼きます。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/paitayaki_ibaraki.html)

サンマやイワシを叩いて味噌とねぎを入れて焼いた漁師料理である。「パイタ」とは、舟を漕ぐ櫂(かい)のことで、船が手漕ぎだった時代に、船乗りが櫂(かい)の平らな部分で叩いて焼いたことから、カイイタ(櫂の板)が訛ってパイタと呼ばれるようになったといわれている。千葉県では、アジを叩いて薬味と混ぜ合わせてつくる「なめろう」や「さんが焼き」があるが、同様に他県でも「パイタ焼き」のように魚を叩いて味をつける郷土料理が存在する。茨城県では、サンマやイワシの漁獲量が多いため、原料として使われているという。特に、那珂湊(なかみなと)では、サンマの漁獲量が多いことから、地域の家庭料理として広く親しまれている。現在は、サンマは漁獲量が減って高額なため,イワシでつくることも多くなっている。

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パイタ焼き

2014/7/7 12:34:11 登録 2024/4/10 14:13:48 更新

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