• No.4138
  • 料理・グルメ

えご(いご) (福島県)

乾燥したえごのりを、ようかんのように仕上げます。山間部に根付いた海の幸です。 冠婚葬祭のとき食卓に出す1品です。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/30_27_fukushima.html)

「えご」とは「エゴ草」と呼ばれる海藻を煮て溶かし、四角く固めた料理のこと。寒天やゼリーのような食感がくせになる一品で、からし醤油などをつけて食べる。主に日本海側で食べられている郷土料理で、福島には江戸時代後期に新潟から酒の肴として持ち込まれ、宿場町であったために根づいて伝承されていったと言われている。現在は西会津のほか、阿賀川、只見川流域でよく食べられているという。作られるようになったのは明治時代頃。新潟からやってきた行商がえごを売り歩くこともあったとされている。ちなみに地元ではえごをなまって「いご」と呼ぶこともある。

2014/7/6 11:37:46 登録 2024/4/9 14:18:43 更新

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えご(いご)

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