• No.4126
  • 料理・グルメ

玉こん(玉こんにゃく) (山形県)

玉こんにゃくは山形において「玉こん」という略称で親しまれています。お祭りではなくてはならない食べ物です。特色はだしにスルメを入れること。カラシをつけて食べると格別です。

・玉こん(玉こんにゃく)は、丸いこんにゃくを醤油などで煮込んだシンプルな山形ケンミン熱愛グルメ!
・山形県内の玉こん提供店は200軒以上! JR山形駅の新幹線ホーム、道の駅、神社のお祭り、ホテルの朝食ビュッフェなど、山形県民が集まる場所には「とりあえず玉こん」が常識!?
・玉こんにはカラシを付けて食べるのがマスト!
・玉こんが茶色いのは表面だけ。醤油味の表面と、こんにゃく本来の味がする内側と、2つの調和を楽しむという。
・生醤油やダシ醤油だけで味付けをする店も多いが、ダシにスルメを使うのも、もう一つのスタンダード!
・家庭で作る場合、ダシのスルメも一緒に食べるという。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/tamakonnyaku_yamagata.html)

「玉こんにゃく」は”玉こん※”の愛称で親しまれている山形県民のソウルフードである。その名のとおり、3cm程度の球状のこんにゃくで、観光地や催事場などで串に刺した状態で販売されている。板こんにゃくや糸こんにゃくは全国的に普及しているが、「玉こんにゃく」は山形県ならではの食文化である。「玉こんにゃく」の発祥は、昭和元年(1926年)に創業した「千歳山」のふもとにあるこんにゃく専門店「千歳山こんにゃく」だといいわれている。
こんにゃくと縁が深いのが、山形市にある「宝珠山立石寺(ほうじゅさん りっしゃくじ)」、通称「山寺」である。平安時代に創設された寺院で、開山した慈覚大師(円仁和尚)が中国から持ち帰ったこんにゃくを寺の精進料理に使いはじめ、それが周辺住民にも普及。やがて、県内一帯にこんにゃくが広がっていったと伝わる。
現在、山寺の周辺の飲食店や出店では「玉こんにゃく」を販売。寺の本殿に行くためには、1015段ある階段を登らないといけないため、その前に食べる「力こんにゃく」として観光客から人気を集めている。
※「玉こん」は株式会社平野屋の登録商標となっている。

2014/7/6 11:29:19 登録 2024/4/9 9:28:01 更新

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玉こん(玉こんにゃく)

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