• No.4120
  • 料理・グルメ

くじら餅 (山形県)

最上・北村山地区では、桃の節句にあわせてくじら餅ふかしのための粉はたきが始まります。うるち米ともち米を製粉し砂糖としょうゆ等で味付けをします。近所同士で、“おらえの味みてくんろ”と自慢しあい、みそ味・醤油味・砂糖味など様々な味があります。名前は「久しく良く持つ」
の久持良からや、塩くじらの肉に似ているためなどの説があります。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kujiramochi_yamagata.html)

「くじら餅」という名前だが、材料にくじらの肉を使っているわけではない。その名の由来は諸説ある。保存が効くことから”久しく持つ良い餅”だといわれ「久持餅(くじらもち)」という名が付いたという説や、昔は現在のものよりサイズが大きく、その大きさをくじらに例えた説、見た目がくじらの皮付きの脂身を塩漬けにした塩くじらに似ていたからという説など、多くの説が存在する。
起源にもいくつかの説があり、いまから300年ほど前の江戸時代に、新庄藩の第3代藩主・戸沢正庸(とざわまさつね)の時代に兵糧食としてつくられていたという説が有力なため、最上地域の新庄市が発祥ではないかといわれている。

2014/7/6 11:27:27 登録 2024/4/9 10:11:36 更新

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