• No.4106
  • 料理・グルメ

しょっつる鍋 (秋田県)

・きりたんぽ鍋と肩を並べる秋田の代表鍋!魚の「ハタハタ」を使って料理する!
・ハタハタは短期間にしか漁獲できない希少な魚。秋田県が全国トップクラスの漁獲量を誇る。秋田のスーパーなどではオス、メス、どちらも詰めたミックスタイプを販売。
・味の決め手は「しょっつる」。しょっつる=ハタハタを塩漬けして自然発酵させた魚醤(魚の醤油)。
・秋田県民は、ハタハタのぶりこ(卵)と白子が大好き!?ぶりこはプチプチした食感が特徴。白子はクリーミーで濃厚!
・鍋のシメに稲庭うどんも人気!?うどんをそのまま鍋に入れると、塩っぱすぎるなどから、つけ麺スタイルで食べることが多いという。

昔しょっつる鍋は、帆立の殻を鍋の代わりに使っていたので「塩魚汁貝焼き(しょっつるかやき)」ともいいます。
塩魚汁とは魚の塩漬けに重石をし、上澄みの汁をとったもので、現在の魚醤のことです。秋田ではハタハタが大量に獲れたため、生で食べきれない分を原料にして魚醤をつくっていました。この魚醤を使ってハタハタや鱈、カレイ、小鯛などの白身魚に野菜を入れて仕上げた鍋がしょっつる鍋です。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/29_23_akita.html)

「しょっつる鍋」とは秋田に伝わる魚醤・塩魚汁(しょっつる)を出汁に、ハタハタを入れた鍋料理。11~12月に旬を迎え、秋田沖が日本で最も獲れる漁場でもあることから、秋田の冬のなじみの鍋とされる。
魚を塩漬けにし1年以上魚が溶けるまで寝かせたものをこして、うまみ成分を取り出した魚醤を「しょっつる」といい、主にハタハタを用いて作られる。醤油が高級品であった時代に醤油の代わりの調味料として編み出された秋田県の伝統的な調味料である。
ハタハタは通常は水深500メートルの深海に住む魚で、海が荒れて雷鳴がとどろくような時に、産卵期の一時期のみ大群で近海に現れることから、雷光の古語である「霹靂神(ハタハタがみ)」の名からこう呼ばれるようになった。別名カミナリウオ。
上品な味わいのハタハタの身とプチプチとした魚卵「ブリコ」に、あっさりとしたスープとしょっつる独特の風味は相性抜群で、まろやかなコクがある。具材は豆腐、ネギ、白菜などを入れるが、発祥地の男鹿ではシンプルにハタハタだけの汁を食べる。

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2014/7/6 11:21:59 登録 2024/4/8 17:39:40 更新

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