- No.4103
- 料理・グルメ
いもの子汁 (秋田県)
ぬめりが多く、柔らかい県南部の里芋は、いものこ汁にかかせない食材です。
山のきのこが豊富な秋に様々な野菜と具だくさんにして味噌や醤油で味を付け、収穫のお祝いやなべっこ遠足などで作られます。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/29_7_akita.html)
いものこ汁とは、里芋を用いて作られる汁料理で、鍋料理としても食される。
岩手や秋田の郷土料理として知られており、また東北地方をはじめとする各地で食されている。
秋田県では里芋の親芋につく子芋や孫芋を「いものこ」と呼び、このいものこを主役に、鶏肉、きのこや山菜など秋の味覚をふんだんに入れた鍋を「いものこ汁」という。横手市山内地域で栽培されている里芋は、この地域特有の土壌と気候の下で作られ、柔らかな歯ごたえと独特の粘りが特徴。里芋栽培の歴史は古く、270年ほど前の享保年間に、宮城県仙台地方から種子を取り寄せ、「大芋」と称して栽培したのが始まりと伝えられる。
県南地方においては、県北のきりたんぽ鍋と対比される秋の代表的な郷土料理となっている。
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2014/7/6 11:20:44 登録 2024/4/8 10:57:11 更新
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