• No.4102
  • 料理・グルメ

いぶりがっこ (秋田県)

秋田県に伝わるいぶり漬けのことで、秋田を代表する漬けものです。
大根を囲炉裏の上につるし、ナラやサクラの焚き火で燻製にしてから、主に米糠と塩で漬けこんだものです。
冬の訪れが早い秋田で、大根を早く乾燥させるための工夫と言われており、香ばしい風味が特徴です。

最近は、にんじんを使った「いぶりにんじん」も人気があります。

・いぶりがっこの旬は、新物が出回る12月中旬~3月。いぶりがっこは通年で販売されているが、12月になるとスーパーに新物が大量に販売される。
・秋田県の家庭では、お茶請け・ご飯のおかず・お酒のつまみとして1日中食卓に並ぶという。また、相性の良いクリームチーズと一緒に食べる県民も多い。
・いぶりがっこに使う白首大根は、全国的にたくあんに使われる品種。
・たくあんは白首大根を天日干しし、その後ぬかに漬けて作られるが、いぶりがっこは大根を先に燻製させてから、ぬか漬けにして作る。いぶりがっことたくあんは、全く別物!

2014/7/6 11:20:26 登録 2016/2/12 12:44:20 更新

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いぶりがっこ

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