• No.4080
  • 料理・グルメ

しそ巻き (宮城県)

仙台味噌に砂糖を加えて、甘辛くし、青しその葉で巻き、揚げ焼きにします。風味豊かで、食欲をそそり、お茶うけ、ご飯のおかず、お弁当の一品に重宝します。青しその葉のとれる夏の季節になると各家庭で作られ、保存がききますので、宮城県内のスーパーや道の駅などでも、手作り品として売られてもおります。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/shiso_maki_miyagi.html)

しそは、縄文遺跡からも種の化石が出土するほど、古くから日本人に食されてきた食材である。赤しそ、青しそがあり、赤しそは梅干しやきゅうりなどと一緒に漬けこまれる。青しそは「大葉」とも呼ばれ、刺身のつまや香味野菜として重宝されている。
栄養価としては、食物繊維、ビタミンB群、ビタミンC、カリウムやカルシウムなどのミネラルも多く含んでいる。
宮城県は、藩政時代に伊達政宗公が城内に「御塩噌蔵」をつくって「仙台味噌」の製造を推奨し、現代にいたるまで仙台味噌は宮城県を代表する名産品となっている。
その仙台味噌にごまやくるみを入れて練ったものを青しそで包んで揚げたものが「しそ巻」である。その始まりは伊達政宗公である、鳴子で湯治客のためにつくられたという説もある。
もともとはおかずとして食されていたそうだが、砂糖などを加えたことでお茶うけや子どものおやつなどとして広まっていった。また、弁当のおかずとしても一般的である。宮城県ではスーパーマーケットや道の駅などでも通年販売され、多くの人に愛されている。
宮城県だけでなく、岩手県や山形県などでも「しそ巻」は庶民のおやつとして好まれている。

2014/7/4 18:23:03 登録 2024/4/8 10:29:11 更新

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