- No.4056
- 料理・グルメ
ぬっぺい汁 (岩手県)
昔は「のっぺい(濃餅)汁」とも言われていました。あまりおいしいので8杯もお代わりをすることから「八杯豆腐」とも呼ばれています。寒い冬の夜の汁物として体が温まり、子供からお年寄りまでの大好物であり、ナガイモと豆腐の組み合わせは、病人食としても適しています。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/28_30_iwate.html)
「八杯汁」は、豆腐、干ししいたけ、ねぎを醤油味の汁に入れ、片栗粉でとろみをつける料理である。古くから冠婚葬祭や法事の時の精進料理として食されていた。名前の由来は「一丁の豆腐で八杯分できるから」とも「美味しくて八杯(たくさん)おかわりしてしまうから」とも言われている。豆腐が主役ともいえるシンプルな料理。県央地域では「八杯豆腐」とも呼ばれる。片栗粉ではなくすりおろした長芋をかけてとろみをつけたものが「ぬっぺい汁」と呼ばれる。
また、宮崎県、福島県、青森県、山形県、愛知県などにも「八杯汁」があり、地方によってはすりおろしたしょうがを加えるところもある。
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2014/7/4 16:08:20 登録 2024/4/5 14:43:07 更新
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