- No.3970
- 料理・グルメ
焼き鯖の煮付け (鳥取県/東部地域)
焼いた鯖の身をほぐし、野菜と一緒に砂糖・醤油・味噌で甘辛く煮付けたものです。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/yakisaba_no_nitsuke_tottori.html)
東部地域では古くから庶民の味として親しまれてきた。日本海では大量のサバが水揚げされたが、現在のような保存技術のない時代であったことから、多くの業者が日持ちさせるために焼いて出荷していた。多く出回っていた焼きサバを、農家では農繁期でも簡単に食べることができる魚料理として重宝していた。そんな庶民の知恵から生まれたのが「焼き鯖の煮付け」である。
サバは青魚の代表といわれ、栄養価がとても高い。漁獲量も多いため手に入りやすい食材だが、特有の臭みがあり苦手な人も多い。しかし「焼き鯖の煮付け」は、焼いた鯖の身をほぐしてたまねぎと煮込むことで、臭みを和らげ美味しさを引き立たせる。また甘めに煮込むことで子どもでも食べやすくなる。
アクセス 168 pt
2014/7/3 18:58:58 登録 2024/5/5 17:00:52 更新
[次] → らっきょうの甘酢漬け