- No.3945
- 料理・グルメ
いただき (鳥取県)
「いただき」は、油揚げに包まれた炊き込みご飯です。
油揚げの中に炊き込みご飯がぎっしり。油揚げの旨味がご飯に浸透した一品。
県西部に住む鳥取県民は、油揚げに炊き込み御飯を入れた『いただき』が大好き。
巨大なお揚げの中に、炊き込み御飯が入った一品!
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/itadaki_tottori.html)
大きな油揚げの中に生の米・野菜を詰めて、だし汁でじっくり炊き上げた古くから伝わる郷土料理。
言い伝えによると、明治中期頃、境港市にあるお寺の住職が福井県のお寺と行き来があり、そこで精進料理として出された油あげを大変気に入り、持ち帰って米や野菜を詰めて炊いたのがはじまりだといわれている。「いただき」の名前の由来は諸説あり、まだ米が貴重な時代には大変なごちそうとされ、近所の方の「もらう」ではなく「頂く」という感謝の気持ちが、そのままこの「いただき」という名になったという説や、秀峰「大山(だいせん)」の頂上にかたちが似ているところから、こう呼ばれるようになったという説もある。漁師や農家の人々がお弁当に持って行ったともいわれている。また、別名「ののこ飯」とも呼ばれ、綿入れの着物の様にふっくらしていることから”布子”という名がなまったところからきているといわれている。
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2014/7/3 14:42:50 登録 2024/5/5 9:51:10 更新
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