• No.3819
  • 料理・グルメ

田舎ずし (高知県)

高知は酢を多く使う土地柄です。高知では宴席(おきゃく)文化を支えた料理の一つで、旬の食材は、「姿ずし」「押しずし」「巻きずし」「詰めずし」「ひっつけずし」「五目ずし」と高知県下の各地に様々なスタイルで伝承されています。田舎ずしは山の幸を使って一口大に仕上げたひっつけずしです。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/inakazushi_kochi.html)

「田舎ずし」とは、全国的に見ても珍しい野菜を使ったすし。高知県の山間地帯に伝わる行事食で、すしのネタには県内でとれる山の幸がふんだんに使われる。土佐弁で宴会のことを指す「おきゃく」の際に振る舞われ、「おきゃく」文化の料理の定番である「皿鉢(さわち・さはち)料理」の一品にもなる。
昆布やのりが手に入りにくかった時代、山でとれる食材ですしをつくったのがはじまりとされている。
地域によって食材は異なるが、りゅうきゅう(はすいもの茎)やみょうが、こんにゃく、四方竹など幅広い。りゅうきゅうが乗った「りゅうきゅうずし」や四方竹の空洞部分に酢飯を詰めた「四方竹の一口ずし」など、鮮やかな色彩が食卓を飾る。

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田舎ずし

2014/7/2 15:59:18 登録 2024/5/7 14:11:50 更新

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