- No.3815
- 料理・グルメ
ままかりずし (岡山県/瀬戸内海沿岸)
岡山県独特の美味として知られる小魚ママカリ。実名はニシン科のサッパで、背が青い10cm程の大きさで骨ごと食べることができます。
おいしくて食がすすみ、隣にまま(米飯の岡山方言)を借りに行く、ということからママカリと名づけられました。酢とよく合うので、県南では酢漬けや、ままかりずしを作ります。お祝い事があるとママカリを釣ってきて、ままかりずしを作ります。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/41_27_okayama.html)
「ままかりずし」は、酢漬けにしたママカリをすしにしたもの。酢飯を丸め、酢漬けしたママカリを握りずしのようにのせて食べる。「ままかり」とは、一般に「サッパ」と呼ばれるニシン科の小魚のことで、「ママ(ご飯)をカリ(借り)に行くほどおいしい」ということからママカリと呼ばれるようになったと言われている。主に瀬戸内海で取れ、10月頃が旬で脂が乗って最もおいしくなる。岡山ではすしのほかに、酢漬け、刺身、塩焼きなどさまざまに調理されている。「ままかりずし」は、農林水産省が選定した「農山漁村の郷土料理百選」に、ばらずしとともに選ばれている。
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2014/7/2 15:13:05 登録 2024/5/6 13:00:57 更新
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