• No.3798
  • 料理・グルメ

日野菜漬け (滋賀県)

日野菜は大根のように細長いかぶで、近江蒲生野の鎌掛で生まれたとされています。現在は滋賀県だけでなく、各地で栽培され、全国的にも有名な漬物となっています。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/hinona_zuke_shiga.html)

「日野菜漬け」は、滋賀県の伝統野菜を使用した漬物のことで、平成10年(1998年)に滋賀県選択無形民俗文化財「滋賀の食文化財」として選択されている。
日野菜は、滋賀県蒲生郡日野町が発祥とされており、約500年前、当時の領主であった蒲生家中興の祖・蒲生貞秀が日野町鎌掛にある観音堂に詣でた際に発見したといわれている。日野菜は、かぶの一種で、葉側が紫色、根に向かって白色が特徴で、長さ30cmと細長い。主に10月から12月末までに旬を迎えるという。尚、独特の風味と辛み、苦みがあり、漬物として使われることが多い。漬け方も多数あり、葉を刻み、短冊切りにした根と一緒に酢に漬ける「桜漬け」、葉付きのまま下漬けし、甘酢に漬け込む「えび漬け」、ぬかで漬けた「ひね漬け」などがある。
日野菜の根には、でんぷんの消化酵素として働くアミラーゼや、少量のビタミンを含んでおり、葉の部分βカロテンやビタミンC、カルシウム、カリウムなどの栄養が豊富に含まれている。

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日野菜漬け

2014/7/2 13:38:54 登録 2024/4/28 9:15:31 更新

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