• No.3778
  • 料理・グルメ

落花生味噌 (千葉県)

落花生には脂肪、たんぱく質などの栄養素が豊富に含まれることから、今ほど食料が豊富でなかった時代、産地では保存食として落花生みそを切らすことが無かったといわれるほど重宝され、親しまれてきました。
落花生の香ばしさとみその味がよくあい、ごはんのおかずやお茶うけによろこばれます。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/rakkasei_miso_chiba.html)

落花生は、別名「南京豆」とも呼ばれ、日本には江戸時代ごろ伝わったといわれている。千葉県の落花生の栽培は明治9年に山武郡南郷町(現山武市)の農家牧野万右エ門氏が神奈川県三浦郡中里村から種子を購入して試作したのが始まりとされている。現在では国産落花生収穫量の全国の8割を千葉県が占めている。一般的には、煎ったりゆでたりしてそのまま食べることが多いが、市場に出回らない規格外の落花生の活用方法として農家の人たちが「落花生味噌」を考案した。また落花生には脂肪、たんぱく質などの栄養素が豊富に含まれることから、今ほど食料が豊富でなかった時代、保存食として重宝され、郷土料理となる。いまでも生落花生が手に入ったときには、好みの味付けで「落花生味噌」をつくり、常備菜としている家庭も少なくない。また、学校給食で提供されたり、スーパーマーケットなどでも販売され親しみのある料理となる。
掘り起こした落花生を自然乾燥させるために積み上げる「ぼっち」は、秋の風物詩となっている。

2014/7/2 12:34:21 登録 2024/4/17 10:58:53 更新

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