• No.3719
  • 料理・グルメ

五平餅 (岐阜県)

ごへいは仙人が炭焼きや山仕事をする際に、山神に供え、無事平穏を祈った行事食に由来すると言われています。これは、御飯を団子にして串に刺し、味噌を塗って焼いた物で、この地には五平五合という言葉があり、米五合くらい食べてしまう程美味しいといわれています。特に新米で作るごへい餅は特別のご馳走で、神前に供えてから皆で分けて戴いたといわれています。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/38_8_gifu.html)

米をつぶしたものを串に巻きつけ、たれをつけて焼いた郷土料理。主に、長野県の木曽・伊那地方から岐阜県の東濃地方東部、愛知県三河地方にかけて食されている。
江戸時代中期、長野県の中央アルプスと御嶽山系に挟まれた木曽地域やその周辺で、木こりたちが木材の伐採で出た木の切れ端に飯を握りつけてたき火で焼き、味噌をつけて食べたのが始まりとされる。やがて、山での仕事の無事などを祈り神様に捧げられるようになり、新米がとれた収穫祝いや、祭事の場でも捧げられ、食べられるようになった。
神に捧げる「御幣(ごへい)=小判」に形が似ていることから、この名がついたと一般的には言われているが、16世紀中ごろ、武田信玄と上杉謙信が戦った「川中島の戦い」で、美濃出身の五平という人物が兵たちに振る舞ったのを始まりとする説もある。

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2014/7/2 10:12:21 登録 2024/4/24 15:20:01 更新

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