• No.3690
  • 料理・グルメ

大阪寿司 (大阪府/大阪市)

江戸前の握り寿司に対して、大阪には手間隙かけた大阪ずしというものがあり、大阪は瀬戸内海の新鮮な魚介類に恵まれ、春は鯛、夏はハモ、秋はサバとその種類も豊富です。江戸前の握り寿司は魚介のネタが勝負ですが、大阪ずしは飯の味はもちろん、タネにも味付けして見た目の美しさを強調しています。箱ずし、巻ずし、蒸しずし、散らしずし、バッテラ、雀ずし等、多種多様な大阪ずしがあります。
温ずし、小鯛寿司など。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/39_14_osaka.html)

大阪で作られる寿司の総称で、押し寿司、巻き寿司、蒸し寿司などがある。東京で寿司といえば握りのことだが、大阪の寿司の代表格は、飯と具材を重ねてギュッと押し固めて作る押し寿司である。
その押し寿司のなかでも抜きんでた存在となっているのが「二寸六分の懐石」とも呼ばれる箱寿司。もともと庶民の間で鯖や鯵など大衆魚が用いた押し寿司が親しまれていたが、明治時代に船場の寿司店「吉野寿司」が鯛、えび、あなごなどの高級食材をふんだんに使った箱寿司を考案。コンパクトな箱の中に一口サイズの寿司が色とりどりに並ぶ箱寿司は、芝居見物の幕間弁当や手土産として最適であったため、船場の旦那衆から絶大な支持を受けることとなり、やがてもてなし料理の定番として大阪全域に知られるようになった。
箱寿司のことを大阪寿司と呼ぶこともある。また、押し寿司や太巻き寿司、伊達巻き寿司など、大阪特有の寿司を盛り合わせにして大阪寿司として提供する場合もある。

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2014/7/1 19:07:36 登録 2024/5/1 11:25:43 更新

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