- No.3509
- 料理・グルメ
カニのてっぽう汁 (北海道)
カニの脚をぶつ切りにして、みそ汁仕立てにしたもの。カニのだしが効いた風味は天下一品。
根室などの名物、花咲カニのてっぽう汁が有名です。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/teppojiru_hokkaido.html)
北海道の特に道東地域では、カニを入れた味噌汁のことを「てっぽう汁」と呼ぶ。「てっぽう汁」は、古くから根室地方の漁師料理として食べられてきた。その名の由来は、箸でカニの足をつついて食べる様子が鉄砲に弾を詰める仕草に似ていることから「てっぽう汁」と名付けられたといわれている。
「てっぽう汁」で使われる食材で特に有名なのが、根室地方で水揚げされる花咲ガニである(花咲ガニはカニという名が付いているが、正確にはヤドカリの仲間に分類される。タラバガニの近縁種)。
昨今では、花咲ガニの漁獲量は減少し、収穫時期も6月から9月と3ヶ月しかないため、貴重な食材となっている。生の花咲ガニは色の濃い茶褐色であるが、ゆで上げると花が咲いたような朱色に変わることから、花咲ガニと名付けられたという説もある。甲羅全体にあるトゲも特徴の一つである。
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2014/6/27 16:30:00 登録 2024/4/4 11:12:54 更新
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