- No.3481
- 料理・グルメ
ゴーヤーチャンプルー (沖縄県)
ゴーヤー、豆腐や野菜、豚肉などを炒めた郷土料理。
チャンプルーとは、ウチナーグチ(沖縄方言)で「ごちゃ混ぜ」という意味で、料理における炒め物料理をさします。ビタミンCが豊富で夏バテに効果的とされるゴーヤーは、農家の畑ではもちろん、一般家庭の庭先でも栽培されており、沖縄県民から愛されている夏野菜です。
ゴーヤーチャンプルーをはじめ、麩で作るフーチャンプルーや素麺で作るソーミンチャンプルーなど、当地には多くのチャンプルーが存在します。
「ごちゃ混ぜ」を意味する言葉で、豆腐を加えた野菜炒めを指す。ゴーヤー(ツルレイシ)を用いたゴーヤーチャンプルーが代表的。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/47_11_okinawa.html)
沖縄を代表する庶民料理に「チャンプルー」がある。「チャンプルー」は焼いた島豆腐と季節野菜の炒め物のこと。その中でも代表的なものが「ゴーヤーチャンプルー」で、県内の家庭ではもちろん、近年は全国的にも家庭料理として広まっている。苦味のあるゴーヤーを島豆腐や卵と炒めることで食べやすくし、毎日食べても飽きないおいしさに仕上がるのが魅力。「チャンプルー」には豆腐が必須で、沖縄の豆腐は堅くしっかりしているため、しっかり炒めることが出来る。沖縄の豆腐は、出来立てをそのまま熱い状態で売られており、水さらしをしていないので旨味が残って美味しい。ところが近年、Haccpの関係で、温度管理が必要になり、熱い豆腐の販売時間が制限され、入手が少し難しくなっている。 ゴーヤーの主な生産地はもちろん沖縄県で、平成30年産地域特産野菜生産状況によると、出荷量は6247トン(農林水産省ホームページ「地域特産野菜生産状況」)。2番目に多い宮崎県の2242トンの倍以上を出荷している。 沖縄県では他にもゴーヤー料理が食べられており、「ゴーヤージュース」や味噌で炒め煮にする「ゴーヤーンブシー」などがある。
アクセス 122 pt
2014/6/22 9:49:37 登録 2024/5/14 8:33:15 更新
[次] → いかすみ汁