- No.3472
- 料理・グルメ
具雑煮 (長崎県)
だし汁に丸もちと、その時折々の様々な具材(鶏、魚、野菜など)を入れ煮込んだ雑煮。
起源は寛永十四年(1637年)に起こった島原の乱の際、山や海から様々な食材を集めて煮込んだのが始まりとされます。これをもとに食事処を営んでいた糀屋(こうじや)喜衛ェ門が文化十年(1813年)に味を調え売り出したのが現在の具雑煮の原型となったといわれています。
現在でも正月はもちろん、祝いの席に。本来は家庭料理ですが、郷土料理として有名になり、現在は市内の様々な飲食店でも観光客に提供されています。
1637年の島原の乱のとき、一揆軍の総大将であった天草四郎は3万7千の信徒達と籠城の際、農民達におもちを兵糧として貯えさせ山や海からいろいろな材料を集めて雑煮を炊き、栄養をとりながら約三ヶ月も戦ったと言われています。
これをもとに文化10年、初代糀屋喜衛ェ門が味付に趣向をこらして生み出したのが具雑煮のはじまりと伝えられています。具雑煮は島原の郷土料理として有名です。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/46_1_nagasaki.html)
島原を代表する郷土料理のひとつ。江戸時代初期の1637年に起こった島原の乱で、総大将の天草四郎が三万七千人のキリスト教信徒たちと籠城した際に、兵糧の餅と山の幸・海の幸を合わせて煮て食し、長期戦の体力と気力を養ったのがこの料理としてのはじまりといわれている。全国的にも珍しい土鍋でつくる具だくさんの雑煮として知られ、これを食すことを目的に島原を訪れる観光客も多くいる。
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2014/6/22 9:23:29 登録 2024/5/9 8:49:38 更新
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