- No.3465
- 料理・グルメ
じゃこ天 (愛媛県/南予地方)
・じゃこ天の本場は、愛媛県の南予地方。愛媛県内にはじゃこ天メーカーが約150軒あり、その多くが南予地方に集中!
・じゃこ天=魚の骨や皮も使う練り物。そのまま焼いて、大根おろし+醤油で食べるのが定番。煮物や炒め物に使うのもお馴染み!
・ホタルジャコ=じゃこ天の材料! ※メーカーにより使用割合が異なる
・練り込まれた骨から良いダシが出るため、じゃこ天はダシ食材としても使う! 炊き込みご飯や味噌汁の具材に使うのも定番だという。
「じゃこ天」とは愛媛県の近海でとれた小魚を磨り潰して形を整え、そのまま油で揚げた魚肉の練り製品です。
宇和島では魚のすり身を揚げたものを「天ぷら」と呼んでいた事からその名が付きました。地方によっては、「じゃこてんぷら」や「皮てんぷら」、またはそのまま「てんぷら」と呼ばれる事があります。魚が豊富にとれていた宇和島で、雑魚を美味しく食べるために1600年代にうまれた料理とされます。
愛媛県では現在も販売店が多く、店毎の特徴を「食べ歩き」で楽しむ観光客も多いです。おやつとして大人気。
じゃこ天は、愛媛県の海岸部で作られる魚の加工品。
近海で採れた魚を皮ごとすり身にして、長さ15センチ、幅10センチくらいの小判型に形を整え油で揚げた魚肉練り製品。原料としては、ホタルジャコ(ハランボ)が最適とされています。白身の天ぷらより色が濃く、魚本来の旨みが人気です。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/jakoten_ehime.html)
宇和海から豊富な魚がとれる八幡浜市や、宇和島市などでは、魚の加工品づくりが盛んで、その代表的なものに「じゃこ天」がある。昔から宇和島では、魚のすり身の揚げ物を「天ぷら」といい、じゃこ天のように皮や骨ごと入ったものを「皮天ぷら」と呼んでいる。底引き網でとれたいろいろな種類の魚(雑魚)でつくられていたため、「ざこ天」と名付けられ、それが変化して「じゃこ天」になったという説や、原料のはらんぼ(ほたるじゃこ)に由来して「じゃこ天」と呼ばれるようになったという説もある。製品自体の始まりは、宇和島藩史によれば、元和元年(1615年)に宇和島藩初代藩主の伊達秀宗が故郷を偲んで仙台から蒲鉾職人を連れてきてつくらせたことによるといわれている。
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2014/6/20 20:30:09 登録 2024/5/7 11:11:37 更新
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