- No.3450
- 料理・グルメ
お好み焼き (大阪府)
小麦粉を水で溶いた生地にすりおろした長いもを加え、キャベツ、お好みの肉類や魚介類を入れ、鉄板で焼き、上にドロっとした甘口のソースを塗り、お好みで鰹節、青のり、マヨネーズをかけて食べる料理。
起源はよく伝わっていませんが、戦前から屋台で「洋食焼き」と呼ばれて親しまれており、当時1枚1銭で食べられたため、「一銭洋食」とも呼ばれていました。以来、戦後には肉類が高かったため、キャベツや魚介類に具材が変わっていきましたが、現在まで愛されている大阪を代表する味です。
水と卵で溶いた小麦粉に、小さく切ったキャベツ、肉、イカなどを入れ、鉄板で平たく両面を焼いたもの。ソース、ケチャップ、マヨネーズなどをぬり、味付けします。街のいたるところにお好み焼きの専門店があり味自慢を競っています。
肉や野菜などの具が入った小麦粉の生地を鉄板で焼き、ソースをかけて食べる料理。「農山漁村の郷土料理百選」では郷土料理ではなく御当地人気料理に分類されている。
「大阪お好み焼き」は、小麦粉とダシを合わせた生地に、刻んだキャベツや魚介類などの具材を混ぜ合わせて、鉄板上で焼いて、ソース、マヨネーズ、青海苔、鰹節などをかけて食べる、大阪の大定番グルメ。
お店秘伝のスペシャルブレンドの粉で作った生地、甘みのあるキャベツ、旨みたっぷりの具材、秘伝のソースが混ざりあった味はまさに絶妙。
目の前の鉄板で自分で焼くのも楽しい。もちろん、お店の人に焼いてもらう事も出来る。アツアツの出来立てを楽しみたい。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/39_20_osaka.html)
だしで溶いた小麦粉の生地に、細かく切ったキャベツや肉、イカなどを入れ、鉄板で平たく両面を焼いたもの。たこ焼きと並んで、なにわのコナモン(粉食)文化を代表する料理である。
そのルーツは、安土桃山時代に千利休が催した茶会に供された「フノヤキ(麩の焼)」という茶菓子だといわれる。フノヤキは、水で溶いた小麦粉を銅板に伸ばして薄く焼き、味噌を塗って巻いたり、クレープ状にたたんだりしたものだった。江戸時代末期には、溶いた小麦粉を鉄板などで焼いて食する習慣が庶民の間にも広まった。明治時代後期にはメリケン粉、キャベツ、ソースを使った「洋食焼」が登場する。これは手軽に食べられる駄菓子のようなものであったが、やがて具材に豚肉やたっぷりの野菜を使うなど各店舗が工夫を凝らし、お好み焼きとして進化していった。当初は焼いた生地の上に具材をのせる「重ね焼き」のスタイルだったが、生地に具材を混ぜて焼く「混ぜ焼き」も広がった。
お好み焼きが大阪の名物として全国に広く知られるようになったのは昭和30年代の終わりから40年代にかけてのこと。チェーン展開したお好み焼き店が、“大阪名物”として売り出したことが要因といわれる。
アクセス 125 pt
2014/6/20 20:19:28 登録 2024/5/1 12:50:20 更新
[次] → たこ焼き