• No.3449
  • 料理・グルメ

鯨の竜田揚げ (和歌山県/太地町)

ひと口大に切った鯨をしょうが汁としょうゆで下味をつけ、片栗粉をまぶして油で揚げる料理です。

戦後、貴重なタンパク源として日本の食卓を支えた鯨料理の代表的なメニューです。日本における本格的な捕鯨の起源は、江戸時代の和歌山県太地町(たいじちょう)とされますが、奈良時代の文献に鯨肉贈答の記述があることから、鯨を食べる習慣はより古くからあったといわれています。

現在でも「鯨の竜田揚げ」が学校給食で出されるなど、鯨の食文化は脈々と受け継がれています。

初めて網による捕鯨を考案したのが太地の町の太地角右衛門で、江戸時代のことです。鯨を食べる習慣はそれよりもずっと古い時代からあったと言われています。

学校給食としてなじみの深かった鯨肉は高タンパク質で栄養価が高い。特製タレに漬け込んだ赤肉の口一杯に広がる濃厚な味わいが楽しめる。

2014/6/20 20:18:17 登録 2015/11/12 19:46:45 更新

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