• No.3427
  • 料理・グルメ

かんこ焼き (神奈川県/相模原市津久井)

春の山菜や秋のきのこなど、四季折々の地元食材を小麦粉の皮に包んで焼き上げた、相模原市津久井地区に江戸時代から伝わる伝統の味。

「かんこ」とは雅楽で使われる太鼓のひとつで、見た目が似ていることからその名前がつきました。

昔は稲作に適さない山間地であったためご飯の代用食として食べられていたが、現在では各家庭の手近な食材を包み、おやつとして食べられています。地元の女性グループでは風土を生かした手作りの味として、様々な具材を開発しながら、かんこ焼きの製造販売に取り組んでいます。

津久井で採れた小麦粉を、渓谷の清い水で溶いた皮の中に山菜、秋のきのこなど四季折々の具をたっぷり入れて焼き上げました。 江戸時代から津久井に伝わる伝統の味です。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/35_12_kanagawa.html)

「かんこ焼き」は、小麦粉の皮でたっぷりの具を包み、焼いて蒸しあげた、おやきのような食べ物。具には山菜、小豆、かぼちゃ、キノコ、漬物など、季節に合わせた地元食材を使う。江戸時代から相模原市津久井地域に伝わる郷土料理である。
津久井地域は稲作に適さない山間地であったため、古くから麦や豆が栽培され、小麦を中心とする粉食文化が根付いた。江戸時代には、うるか(アユのはらわたの塩漬け)や味噌を皮で包み、囲炉裏の熱い灰で蒸し焼きにしたかんこ焼きが昼食やおやつとして食された。
かんこ焼きという名は、雅楽に使う太鼓の一種「鞨鼓(かっこ)」に形が似ていることから付いたといわれる。

2014/6/20 20:00:11 登録 2024/4/17 19:46:31 更新

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