• No.3400
  • 食品・食材

ままかり (岡山県)

「ママ(御飯)をカリ(借り)に行くほどおいしい」ということからママカリと呼ばれるようになったのは有名な話ですが、脂が乗る旬の時期が秋の稲刈りの時期にあたるため、「ママ(稲)を刈る」ことからママカリとなったとも言われています。
初夏のママカリは骨や皮も軟らかく、また、秋のママカリは脂が乗っていておいしいです。
酢漬けは、ばら寿司の具材として欠かせない食材の一つです。

・酢漬け
・焼きママカリの酢漬け
・刺身
・塩焼き
・ママカリ寿司

標準和名をサッパという。

ママカリずし

酢と相性抜群のママカリを使った郷土寿司です。ママカリはニシン科の魚で、和名でサッパといい、背が青い10cm程の小魚。その名は、隣の家に「ママ(ご飯)」を「カリ(借り)」に行くほど美味しくて食がすすむということに由来します。

ママカリが多く水揚げされることから、寿司の他にも酢漬けや塩焼き、から揚げなど、多くのママカリ料理が根付いています。

現在でも、お祝い事でママカリずしをたくさん作った時には、ご近所に配られることもあるそう。岡山駅や倉敷駅などでは、駅弁としてママカリずしが販売されています。

ママカリはニシン科の小魚で、標準和名はサッパ。淡白な白身魚で、ママ(白飯)を借りに行ってでも食べたいと思うほどおいしいというのが名前の由来とか。春先は皮と身がやわらかく、秋は脂がのっている。焼いてからまたは油で揚げてから三杯酢に漬ける焼き酢漬けや南蛮漬けにして食べると、ご飯との相性は抜群だ。酢漬けは、岡山市などの県南エリアではばらずしには欠かせない具材で、ままかりずしもよく作られる。

2014/6/9 22:05:29 登録 2015/11/16 9:44:54 更新

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