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- 料理・グルメ
宇都宮餃子 (栃木県/宇都宮市)
宇都宮市を中心に販売されているご当地餃子。
にら、ねぎ、キャベツなどをみじん切りにし、ひき肉と一緒によく混ぜ、しょうが汁、塩、こしょうなどで味を調え、小麦粉の皮で包み、焼き餃子、水餃子、揚げ餃子などで楽しみます。
栃木県は具材となるにらの生産量が全国トップクラス。また、宇都宮市は餃子の一世帯当たりの購入額が日本一であることを背景に餃子の街として日本全国に知られており、平成5年には「宇都宮餃子会」が発足し、まちおこしの中心的存在として各種イベントの開催、餃子マップの作成、餃子駅弁の販売など、県内外に餃子をPRしています。
宇都宮市内には、餃子を提供する店が350軒以上も存在。餃子の消費量も15年連続日本一で、2012年と2013年に静岡県浜松市に抜かれるが、2014年に日本一を奪還!
栃木県民にとって、餃子はサイドメニューではなくメインディッシュ。宇都宮の餃子店にはラーメンなどはなく、焼き餃子、揚げ餃子、水餃子にライスのみという店も珍しくない。
野菜多めの餡が特徴。そのため、餃子のタレはたっぷりのお酢を入れ、醤油は色付け程度に入れるだけ。ラー油は底に溜まった唐辛子を入れるのが栃木流だという。水餃子を食べる時は、器の中に直接お酢、醤油、ラー油を入れて味付けするという。
宇都宮は「餃子」で有名な街。焼き餃子、揚げ餃子、水餃子など、調理法もさまざまで、店によって多様な餃子が味わえる。
焼き餃子は外側はパリパリに焼き上げ、中はふっくらもちもちとジューシー。秘伝のたれで食べる餃子はビールにもよく合う。ツルツルとした食感の水餃子や、おつまみにもぴったりな揚げ餃子も美味しい。
手作りの皮、厚めの皮、肉多め、野菜多め、自家製ラー油、ユニークな食材、地元産にこだわった食材・・・など、店によってこだわりもさまざま。各店自慢の一品を楽しみたい。
アクセス 218 pt
2012/11/2 19:32:09 登録 2015/2/4 15:30:13 更新
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