• No.194
  • 料理・グルメ

かぶら寿司 (石川県)

かぶら寿司は塩漬けのかぶらに塩漬けの魚を挟み、麹漬けをしたもので、寿司の元祖ともいえる馴れ寿司のひとつです。北陸の厳しい換気で発酵を抑えて徐々に熟成させる特殊なもので、天候によって微妙に味が変わってきます。酒の肴に、御飯のおかずに、お茶漬けにと、様々な場面で好まれる不思議なおいしさが魅力の一品です。石川県ではかぶのことをかぶらと呼びます。
白かぶの切り身に寒鰤を入れ、木桶に麹(甘酒)を塗すことを繰り返し、じっくり醗酵熟成させた郷土色豊かな漬物。
類似の大根寿司もある。

・石川県民にとって、かぶら寿司は贈答品の大定番! お歳暮品として、ハムやビールよりも売り上げている金沢市の百貨店もある!
・かぶら寿司=ブリの塩漬けを挟んだカブの漬け物! 多くのお店が寒ブリを使用しているという。
・カブ1個から1つのかぶら寿司しか作れない! しかも、使用するカブは、かぶら寿司専用に品種改良された「百万石青首かぶら」。カブの真ん中の3センチ部分だけしか使用しないという。
・ブリは10キロを超える寒ブリを使用し、10カ月も塩漬けする。

2013/2/5 14:32:23 登録 2016/2/12 12:43:46 更新

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