• No.179
  • 料理・グルメ

白石温麺 (宮城県/白石市)

温麺は油を用いず、長さ10cm程度で短い。
熱くしても冷やしても食されます。

・宮城県白石市の名物「白石温麺」は、県南部を中心に県内の60軒以上で提供!
・そうめんに似ているが別物! そうめんより麺が短い&太い。さらにそうめんとの最大の違いは、麺の製造時に油を使わず、でんぷんをふりかけること。
・白石市の人気店「やまぶき亭」では、つゆが3種類(くるみ・ごま・めんつゆ)並ぶ。白石市の地域では、ごまやくるみだれの餅が食べられており、温麺もごまやくるみで食べているという。
・温麺は江戸時代初期に誕生。胃病の父親のために、親孝行の息子が油を使わない胃に優しい麺を作り、胃病を治したという。この話に白石城主が感動し、温かい心の麺と書いて「温麺」となったという。

今から400年前の江戸時代初期。胃病の父を心配した孝行息子が、旅の僧から油を使わず胃に負担をかけない麺の作り方を教わりました。苦心して身につけた「小麦粉」と「塩水」だけで造ったその麺を父に食べさせたところ、父に食欲が戻りたちまち回復したそうです。この話は町中に広まり、白石の領主の片倉公からその温かい思いやりを誉められ「温麺」と呼ぶことになったと伝わっています。

2013/2/5 14:15:32 登録 2023/7/7 15:19:17 更新

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