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そばめし (兵庫県/神戸市)

焼きそばとご飯を混ぜ、ソースで味付け。鉄板でジュージューと焼いて作る。
焼きそばとご飯を鉄板で炒めたソース味の焼飯。兵庫県神戸市のご当地焼きそばとも言えます。
細かく刻んだ中華そばとご飯をソースで炒めたもの。

・そばめしは、神戸市内でも300軒以上で提供! 神戸市長田区が発祥のローカルフードで、粉もん屋さんの1メニューとして提供している。
・長田区では、そばめしをコテで食べるのが常識! ※関西地方ではコテのことを「テコ」と呼んでいる。
・そばめしには「ぼっかけ」が不可欠! 牛すじとこんにゃくを甘辛く煮込んだものを長田区では「ぼっかけ」と呼び、そばめしの味わいや食感をグレードアップするという。
・完成したそばめしに、ツウは「どろソース」をプラス! どろソースとは、ウスターソースを作る際にできた沈殿部分。スパイシーな辛さがあるため、かけすぎに注意!?

ヤキソバを細かく切って、ごはんと一緒に炒めた、神戸名物の「そばめし」。値段、味、ボリュームが自慢の地元密着のメニュー。
店によって甘辛く柔らかく煮込んだスジ肉を使った「スジそばめし」、牛すじとこんにゃくを細かく刻んで柔らかく煮込んだ「スジコン」、豚肉とキムチを入れてさらにボリュームたっぷりの「豚キムチそばめし」など、さまざまな味が楽しめる。
ヤキソバを、リズミカルにコテで細かく刻んで炒めて仕上げるパフォーマンスを見るのも楽しい。

約50年前、神戸の下町長田のお好み焼店で、客からの「弁当の冷やご飯を焼そばに混ぜて焼いて欲しい」との要望をきっかけに誕生したという。調理手順や具は各店舗により異なるが、熱した鉄板で豚肉やタマネギなどを具にソース焼きそばを作り、ご飯を加えて細かく刻むようにコテで炒め合わせる。ぼっかけ(煮込んだスジ肉)などを加えることもある。香ばしい香りが食欲をそそる庶民の味だ。

2012/11/2 20:07:47 登録 2020/1/24 22:10:42 更新

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