- No.184
- 料理・グルメ
深川丼(飯) (東京都)
油揚げや野菜とアサリ、ハマグリなどを煮込んだみそ汁に白いご飯にかけて食べる。
アサリやハマグリ、ねぎ、油揚げで作られる味噌汁をご飯の上にぶっかけて作られる「深川丼」。同じ材料で作られる炊き込みご飯「深川飯」も存在します。
埋め立て前の江戸深川は海に面しており、あさりの好漁場でした。「深川丼」は漁師が船上で手早く作れる栄養補給を目的としてうまれたとされます。また、庶民の味としても、酒の風味や大根を加えるなど、家ごとの工夫が行われ親しまれていました。
現在も清澄白河や門前仲町あたりで、深川丼を提供する料理店が多いです。
“深川飯”は、もともとは江戸時代、忙しい漁師が考えた船の上で食べる昼飯で、味噌汁にとれたてのあさりをぶち込み、白いご飯にかけた庶民的な料理だったようです。埋め立てられる前の深川は、隅田川の河口で、あさりが簡単に手に入りました。あさりと油揚げ、ねぎなどを味噌で煮て、白いご飯の上にかけたものを“深川丼”、同じ材料をしょう油風味で炊き込んだものを“深川飯”と呼ぶようです。
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2013/2/5 14:21:07 登録 2024/4/17 13:31:10 更新
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