• No.7325
  • 料理・グルメ

牛汁 (沖縄県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/47_26_okinawa.html)

牛汁は、牛肉と人参などと煮込んだ汁で滋養食として古くから使われている。特に、冬場には風邪の予防に効くとされている。 冬には「チデークニ」と呼ばれる季節限定の島ニンジンが使われる。「チデークニ」とは「チ」は黄色、「デークニ」はダイコンを意味するが、ゴボウのように細長く鮮やかな黄色が特徴のニンジンである。一般的なニンジンと同じようにカロテンが豊富なため、沖縄県では古くから滋養食として使われており、肉質がやわらかいのが特徴。汁物や炒め物、煮物などで利用される。また、牛肉に内臓などを一緒に込んだボリュウムのある牛汁も作られる。そのほか、名護市安和の伝統行事「牛御願」でお供えもののごちそうとして振る舞われる。塩や醤油で味をつけるが、宮古島では味噌味にするのが特徴的。 豚肉文化の中、牛肉を使った料理がほとんどないのは、王朝時代に、牛は労役に有用なので、屠殺を禁じた経緯がある。

2024/5/14 10:27:11 登録

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