• No.7323
  • 料理・グルメ

ンムクジプットゥルー (沖縄県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/47_24_okinawa.html)

「ンムクジプットゥルー」は、ンムクジ(芋くず)を水で溶き、練るように炒めたもの。「プットゥルー」とは、でんぷん質がべっとりとしたのり状に仕上げた状態を意味する。 「ンム」は“芋”のことで、1605年。野國總管が中国から苗を持ち帰ったことからが芋が栽培されるようになり、救荒食物として飢えの苦しみを救った。 イモから取れる芋くず、「ンムクジ」が家庭で常備されるようになり、そのンムクジを使った料理のひとつとして「ンムクジプットゥルー」が生まれた。砂糖を入れておやつとして、ニラを入れておかずとして食べられていた。ンムクジを使った料理はほかにもあり、炊いてつぶした「ンム」と合わせて油で揚げた「ンムクジアンダギー」や「クジムチ(くずもち)」のなどが知られている。「ンムクジ」は王朝時代から使われており、今は庶民の菓子である「クジムチ」はれっきとした王朝菓子である。

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2024/5/14 10:26:07 登録

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