• No.7293
  • 料理・グルメ

お茶の葉天ぷら (宮崎県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ochano_tenpura_miyazaki.html)

「お茶の葉天ぷら」は新茶が出来た時に食べられる郷土料理である。宮崎県は、温暖な気候と適度の降雨、そして肥沃な大地に恵まれ、お茶の栽培には最適な環境にあり、荒茶(あらちゃ)生産量は全国上位に位置している。古くは山間に自生する山茶(やまちゃ)を摘んで飲用したといわれている。
お茶への取り組みは、宝暦元年 (1751年)に都城島津藩家士の池田貞記が、山城宇治に赴き蒸し製製茶法を取得して藩内に広めたのがはじまりとされ、当時の天皇にお茶を献上したという記録も残っている。戦前までは行政策などがあり成長するものの、大戦の影響を受け失速した。しかし、近年では積極的な機械導入による規模の拡大化、ペットボトル飲料の原料用の茶園ができるなど、生産量が増えている。
現在の主な生産地は、日向市、都城市、串間市、川南町などがあり、「やぶきた」をはじめとする多くの品種が栽培されている。その一方では、西北山間地、高千穂町、五ヶ瀬町では伝統的な釜炒り茶の産地として知られている。

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お茶の葉天ぷら

2024/5/11 9:26:47 登録

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