- No.7252
- 料理・グルメ
アルマド (長崎県/平戸地区)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/46_21_nagasaki.html)
「アルマド」は江戸時代初期まで海外貿易の拠点だった平戸地区に伝わる卵入りの練り物。食紅でゆで卵に色を付けるため、切った断面がピンク色に縁どられるのが特徴である。
基本的に平戸の名物だが、同じような練り物が佐世保では一字ちがいの「アリマド」と呼ばれ、長崎では断面が竜の目に似ているということで「竜眼(りゅうがん)」と呼ばれ、それぞれが地域の名物となっている。
西洋風の呼び名である「アルマド」は、オランダ語の「アルマトーレ(包む)」あるいはポルトガル語の「アルマード(武装する)」に由来するといわれている。佐世保では「アリマドという名前の宣教師が栄養価の高い食べ物として考案したからアリマド」という説も伝わっている。
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2024/5/9 13:29:58 登録
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