• No.7238
  • 料理・グルメ

おこもじの油炒め (佐賀県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/45_24_saga.html)

三度の食事に欠かせない漬物。佐賀県では、春は高菜漬、初夏には梅干しやらっきょう漬、夏は佐賀青しまうり漬が代表的なうり漬け、冬にはダイコン漬といったように季節の食材が活かされており、一年中途切れないように漬けられるものだ。中でも、高菜やしゃくし菜を塩漬けにした保存食の菜漬を“おこもじ”“おくもじ”と呼んでおり、現在も愛されている。特に高菜は3月から4月にかけて大株のものと若い小株のものをそれぞれ塩漬けにして長期、短期の漬物にし、1年中保存できる菜漬として大量に漬けておく。そんなおこもじが古くなってもおいしく食べられるように考えられたものが、塩抜きして油で炒める「おこもじの油炒め」。「高菜の油炒め」とも呼ばれるこの料理は、家庭で簡単に作れ、ソウルフードとして親しまれている。漬物は一般的に塩分が多いとされているが、「おこもじの油炒め」は、古漬けを塩出ししてから使うため、減塩が期待できるのも特徴だ。

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おこもじの油炒め

2024/5/8 19:24:06 登録

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