- No.7211
- 菓子・甘味
みとり饅頭 (福岡県/北九州地域)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/mitori_manjyu_fukuoka.html)
家庭でつくられてきた郷土菓子である。福岡県は小麦の生産が盛んで、生産面積は上位を誇る。昔から地域ごとに気候に合う品種を栽培し、小麦粉は身近な食材として用いられてきた。
「みとり饅頭」は、重曹独特の香りやほのかな苦みが特徴。重曹を加えるため、蒸したときに生地が膨らみ、きれいな丸いまんじゅうになる。重曹の成分が炭酸ナトリウムであることから「炭酸まんじゅう」や「ソーダまんじゅう」とも呼ばれている。中のあんには、夏場に採れる「みとり豆(夏あずき)」を使う。「みとり」の名前の由来は、豆のさやを食べやすい実だけ食べることからきているといわれている。
アクセス 17 pt
2024/5/8 16:08:42 登録
[次] → ゆずごしょう