• No.7209
  • 料理・グルメ

とうへい鍋 (福岡県/宗像市)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/touhei_nabe_fukuoka.html)

「トウヘイ」とは、本州の中部以南の海域に生息する大ウナギに似た魚で、正式にはウナギ科の「クロアナゴ」のこと。他の種類のアナゴに比べて大きく、2mほどになるものもある。身は小骨が多いことから下処理が困難な為、お金にならないと捨てられていたトウヘイを鍋にした漁師料理がはじまりである。トウヘイは秋から冬にかけて脂がのり、美味しくなることから、次第にトウヘイ料理が広まり、旅館や一般家庭でも食べられるようになった。祭りや行事などの時に家族や仲間で囲む、ハレの日の料理として親しまれているが、トウヘイは獲れる量も少なく、さばき方も難しいため、「とうへい鍋」は宗像市大島のみで受け継がれてきた伝統料理となった。

2024/5/8 16:07:09 登録

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とうへい鍋

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