• No.7203
  • 菓子・甘味

がめの葉饅頭 (福岡県/福岡県北部)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/gamenoha_manjyu_fukuoka.html)

端午の節句の時期になるとつくり、子どものおやつとしても親しまれている。端午の節句では、一般的に「かしわ餅」を食べることが多いが、福岡県にはかしわの葉が自生していないため、その代替品としてがめ(サンキラ)の葉でつくったものが根づいている。「がめの葉饅頭」の”がめ”とは福岡県北部では亀とかスッポンを「がめ」と呼び、その甲羅にそっくりな葉っぱであることから「がめの葉」と呼んでいる。がめの葉で包むからその名がついたものと思われ、別名「さんきらまんじゅう」とも呼ばれている。がめの葉は、つるに生じる棘とひげ根、そして丸い葉っぱを持ち、それらが猿すらも引っかかるのでサルトリイバラとも呼ばれている。

2024/5/7 19:45:53 登録

アクセス 0 pt

がめの葉饅頭

[次] → いも饅頭

ページの先頭