• No.7168
  • 料理・グルメ

しょうゆめし (愛媛県/松山地域)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/shouyu_meshi_ehime.html)

室町時代から炊き込みご飯を「しょうゆめし」と呼んでおり、お祝い事などの時に食べる郷土料理として親しまれてきた。松山地域に古くから伝わり、庶民のありあわせの具で作られた手軽な料理として、昔はお客さんが来た時、おもてなしのためにつくっていた。春はふきやたけのこ、秋は里芋、栗、ぎんなんなど、旬の具を入れることで一年を通して楽しめる。最近は、魚介類や鶏肉を入れることが多く、昔ながらの「しょうゆめし」は野菜をメインに干油揚げを入れており、植物性のタンパク質が取れると同時に、味にコクが出てとてもおいしくなる。昭和30年代に松前町にある弁当店がこれをアレンジしてできたのが、駅弁の「しょうゆめし」である。醤油の風味が香ばしい、コクのあるごはんは、冷めてもふっくらとしていて美味しく、ごはんの上には、鶏肉、れんこん、しいたけ、たけのこ、ゼンマイなど出汁が染み込んだ煮物がのっていて食べごたえもある。

アクセス 2 pt

しょうゆめし

2024/5/7 11:12:21 登録

[次] → 太刀魚巻

ページの先頭