• No.7110
  • 料理・グルメ

チキンチキンごぼう (山口県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/43_17_yamaguchi.html)

学校給食から県内全域に広まり、山口県民のソウルフードとなった料理。一口サイズの鶏の唐揚げと素揚げしたごぼうを甘辛いタレで絡めており、ご飯に合うと子ども達から人気だ。発祥は1995年頃のことで、小学校の栄養教諭が「給食のレシピがマネンリ化している」と、各家庭のオリジナル料理を募集。そこに寄せられたレシピを元に考案された。その時、リズムが良く子どもを引き付けるような「チキンチキンごぼう」という名称も生まれた。食材に関心持ってもらったり、アレルギーの子どもへの配慮もあり、使っている食材が分かりやすいネーミングになっているそう。味わいは、砂糖と醤油による甘辛いタレが決め手で、子どもはもちろん、大人にも愛される。カリッと揚げられた鶏肉は食べ応えがあり、ごぼうの風味と絶妙に合わさり、枝豆を入れることで彩りが良いのが魅力だ。給食を通して家庭に広まり、その後、街へ口コミで伝わった県民食のひとつであり、将来郷土料理となっていくものである。

2024/5/6 14:24:37 登録

アクセス 0 pt

チキンチキンごぼう

[次] → ふぐの唐揚げ

ページの先頭