- No.7107
- 料理・グルメ
ごぼう巻き (山口県/萩市)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/43_14_yamaguchi.html)
瀬戸内海と日本海に面する山口県では、古くから海の恩恵を受け、海の幸を使用した加工食品も発展してきた。萩地域では、かまぼこの歴史は特に古く、寛永17年(1640年)に長州藩初代藩主・毛利秀就公を主客とする茶会で献上されたことが記録として残っているほどである。
かまぼこは、蒸さずに仕上げる焼き抜きかまぼこで、日本海の荒波の中水揚げされた、新鮮なエソが主原料。身は濃厚な旨みがあり、エソを使ったかまぼこは最高級品とされている。
かまぼこ作りで生じるエソの皮を使った郷土料理、それが「ごぼう巻き」である。エソの皮をごぼうに巻き付け、タレにつけて焼いた料理で、山口県内の水産加工食品会社では、かまぼことともにこの「ごぼう巻き」を製造するところが多く、それぞれの味が生まれている。
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2024/5/6 14:20:08 登録
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